2011年6月30日木曜日

アシュラムにて レボリューションから音楽会まで。。








左の男性_ヨガの先生に、アシュラムの食事の改革のため、真ん中のイギリス人女性が、アシュラムオーナーに書いた手紙をマックで見せて意見を伺ってる。このイギリス人女性が食事に対する不満がすごく、結構みんな辟易してたところもある。私なんかは質素な食事が当たり前なのかと思って、気にしなかったが、、。確かにレストランや高級ホテルでもないし、食事への期待度はまた別だが、ヨガをやるうえで、バランスの悪さ、栄養不足は否めない。

彼女が文句だけに終えられず、手紙を書いたり、それに同意できる宿泊者の同意を求めるなど行動に移し、物事が改善されるときはこうしてされるんだと。アシュラム滞在が初めてなので「こういうもの」と思っていた私もカルシウム、ビタミンの不足には同感。彼女は何が必要かまで事細かく食材を書いたリストも作成していた。

結果アシュラムのオーナーに集めた署名とリスト、手紙、そして電話では、「改善がみられなければヨガジャーナルに投稿する」や「いかに宿泊者が最悪なコンディションでヨガに挑んでいるか」など話したらしい。

その日から、改善されたのは明らかだった。

このfood revolution が、 結果を出す頃彼女は泣いたりして、メンタルが弱っており、せっかくのフレッシュフルーツやサラダが出ても、改革者本人が口にすることはなかった。
相当精神力を使って、戦ってくれたのに残念。

文句というのがネガティブなことではなく改善につながった。事なかれ主義ではなく、自分は本当にこんなもんだと思っていたので、まして、ヨガや瞑想等禁欲のもとだし質素当然、とはいえ、スタンダード以下のものまでも受け入れてしまい、、。物事を多角的に見る目をもたないと良くないなと反省。難しいとこだけどね。。とっても。



外出しないときは図書館で。ヨガ、瞑想に興味のお持ちの方が宿泊するアシュラムなので、持参の持ち帰り不要となった本は寄付され図書館になった。テーブル真ん中にあるのはアシュラムが購買しているもの。寄付されてる本は、ベースの興味が通じてるので、まあ、読みたいと思うものはある。

今回身体弱り 部屋に居る時間に結構読書を満喫した。
過去に読むタイミングでなかったが、また巡りあった本などアシュラムで親しくなった子から借りられた。私が疑問に思っていたことの答えも授かったりと実りの多い読書でした。

自分のは

「ヨーガではじめる瞑想入門」綿本 彰 
※実践しながら読むのです。都内で読んでもピントこなかったところがやっと頭に入ってきた!

「ある微笑」サガン 
※スピード感みたいのがたまらない。ドライで好き。

「幸福論」ヒルティ
 ※相当自分に興味のあるところしか入ってこない。10ページに1ページくらい。。

借りたもの

「スプートニクの恋人」村上春樹 
※インドに居ながらに完全村上ワールドへトリップ

「なまけ者のさとり方」タデウス ゴラス 
※めうろでした

「実践 アーユルヴェーダ」ゴピ・ウォーリアー  
※ピッタタイプでした。




 夜は(月)と(金)、週2回 食後に9時から一時間ほど行われる音楽会。素朴、これは百聞は一見にしかずというより一聞一見で、充分というものかな。
スタッフはこれがもう楽しみで楽しみでみたいな感じ。それだけに楽しい場ではあるが、、。

サイショはこんなのりで、、


そのうち踊りだし


最後なぜかお菓子が配られて終わるという、音楽会なのです。週2回は多いかな。演目やら新しいもの披露するための練習時間があった方が内容にも変化があるだろうよ、この頻度だと同じことの堂々巡りだよ。。
きっと今も変わらず伝統芸になるくらい同じことを繰り返しているでしょう。















2011年6月29日水曜日

ヨギーニの日々

朝5時からの瞑想も、サイショは二度寝に近いもの!?だったが、なんせ朝日もカーテンが窓にひかれ、光が遮断された暗闇の中、一時間も居るのだ。。それも日に日に一時間が短く感じ、集中もできるようになった。これも綿彰彰さんのおかげ。彼の瞑想入門たる本のとおり、各チャクラを整えるよう、イメージを二つずつ各チャクラに投影するようなことに集中することで言葉を頭から排除し雑念を追い払うトレーニングにはなった。
しかし身体の調子が悪いと、喉が痛かったり、熱っぽい症状になってから雑念タイムとなり、それもヨガが万全にできないということにも関連しているのがわかった。逆もしかりで、瞑想が集中できるとヨガでの集中力が高まり、と心身共に相乗効果がある。

そもそもヨガと瞑想は起源が一緒だそうだ。(綿本彰さんの「Yogaではじめる、瞑想入門p18」)瞑想でじっとしている身体をほぐすためにできたとも言われた。(帰国後、弟談)

そして、朝と夕方合計5時間ほどの瞑想とヨガをこなしたあと、朝4時半起きで一日が長い私は、たまにアシュラムの食事にあきて、外へ食べに行ったり。ここは欧米人に人気のあるカフェ。さすがヨガのメッカ、リシケシの地域が全域ベジタリアンなので、例えアシュラムから脱出したところで、どこへ行ってもベジタリアンメニューのみ。もちろん、お酒もない!(酒はなくてもまったく問題ない私は気がつかなかったが、この時期ビール好きには滞在不可能な場所であろう。)このカフェはオーガニックカフェで、パンが美味しかった。



 とにかくカレー味以外のものが食べたくて仕方なかった。そして2度ほどこのサンドイッチを食べ、この先もこのサンドイッチがあれば、貧相な食生活も乗り切れるだろうと思っていたが、結局2回目を最後にパンは明日買ってくると店員に言われ、その明日の来ない日が続いた。
店員はカウンターの後ろでTVを観るホスピタリティーゼロな方で、その態度とは裏腹の綺麗なカフェに友人は、怒っていた。確かに、TV観ながら作っていた訳ではないが、全力度が足りないし、TVの音も気になる。。

このカラフルなドリンクはビタミンboosterとかハイパーヨギーなんちゃらとか名前が凝っていて、健康オタクな私はそそられる。ドリンクメニューが豊富なので、一人で来てはいろいろ試してみた。何せオーガニックカフェなので冷たい飲み物は身体に負担を与えるということで常温。気温が35度はいってる中たまに、水以外の冷たいものを飲みたい と思っていたところ発見したのがコールドコーヒー。
 街のレストランにもこのドリンクはある。氷はお腹をくだす原因にもなりかねないし、冷たいものが飲みたいときはこれに限った。甘くて、コーヒースムージーのようなもの。

またある日は、アシュラムから近い数件あるレストランでインド人もここが一番良いと言っていたレストランでふんだんにフルーツと野菜の入ったカレー。ここまで入ってるともはや私にとってはカレーではなくカレー味のフルーツのような感じでカレーが好きな私としては、シンプルな方が好きだな。別の日にここで食べたホウレンソウとマッシュルームのカレーがベストだった。美味しすぎるときはたいてい写真忘れる。



 こちらはライスケーキとカレースープのようなもの。スナック感覚なので70円くらいで駄菓子価格。日本のお餅ほどもちもちしていないが変わりネタとしてよかった。






さて聖なるガンガーを渡ろうとボート乗り場へ。片道20円往復30円弱の駄菓子価格。


チケットはこんなん。インドで、一番好きなグラフィクだな。




こうやってみると茶色くみえない河の水。コップですくって飲んでる方も。。聖なるお水ですからね。。って無理!


対岸へ。こんなものもあるし、北部でデリーより涼しいし避暑地の観光地といったところか。といっても川沿いにお店がならんでいるだけだが。



お土産屋がメインに。ポストカードがなぜあんなにないのか。そしてあっても、シヴァ神などなんか色濃いこてこてイラストばかり。 普通にエメラルドグリーンの時のガンガーの写真があればその頃また来たいなって観光客は思うよ。だから、意味不明な木工のものより、ポストカードを売ってくださーい。

 物色してると、手を握ってくる子が。また物乞いさん!?と思いきやお母さんとお姉ちゃんと一緒のこ。写真を撮ろうとしたらやっと握った手が離れ神妙な顔。目が綺麗。
インドで見た一番美しいものだった。

インドで見た中で一番まともな散髪屋。新しいというのが正しいのか!?

足上げちゃってるけどね。。
アーユルヴェーダのマッサージ受けたとこ。おしゃれサロンでないよ。中もベッドがあるだけで蚊も飛んでるし。地元の人は金額的にもっつても700円とかだけど行かないだろうし、観光客用にしては、、、。って思うが先のオーガニックカフェなどは綺麗な設備だが単純にマッサージ目的の方には結果オーライのこちらのお店で良いと思う。


アシュラムにもどり、ど甘いチャイ(しかもミルクはパウダー)と配給されるおやつ、大概ビスケットをもらい、飲みつつ、敷地内に家を所有のマダムのところへ。彼女が作るチャイはカルダモンが入っており、かつシュガーレスなので、私はおやつだけもらいお茶は彼女のところで頂くことに。


 このワンピはH&Mのものだで下にヨガが出来る服装をしている。これだけがそれを許してくれるワンピということで愛用していたがこのマダムに「このワンピは嫌いだ」と言われた。便利なのでそう言われても着ていた。

 禁断のヨガルーム撮影。絨毯が一面に。でこぼこしていて立位のポーズがとりずらい。この日もヨガのあと、部屋に戻りシャワーしながら洗濯し、着替えて瞑想へ。こちらも撮影禁止なので写真は全くない。雑念だらけの日でも1時間の時の流れの速さに驚く。もやは1時間あぐらとで瞑想(するのを目標としているが)というのは苦痛ではなくなった。昼間図書館にこもらない日の一日でした。



2011年6月26日日曜日

Deux Anges

お店の名前から、ロゴやパッケージなどグラフィック全般を手がけさせて頂いたお店Deux Anges(ドゥ アンジュ)@表参道が開店してからほぼ2ヶ月たちました。

なめらかな口溶けのパンケーキと懐かしくほっとするワッフルを中心に、昼はコーヒーにもこだわったカフェ、夜はビストロというお店で少しずつ口コミでお客様が増えてます。

一度紹介した友達には、何度も足を運んでいていただいてるようで、嬉しい限りです☆

最近は、雑誌の取材やPVやCM撮影の依頼が増えてきました。

いろんなシーンでドゥアンジュが登場するのは嬉しいです♪

6/28には日テレのZipという番組で、トマトワッフルとほうれん草ワッフルが紹介されます☆

放送はAM6:20くらいから6~7分のようです。

TVを見てくれた方には6/28当日のみ、トマトワッフル(¥1000)を50%offの¥500に、6/29は¥200引きの¥800でご提供させていただきます。

ビールやシャンパンにもすごく合うヘルシーでトマトの風味がたっぷりのトマトワッフルをクリームチーズと合わせて是非ご賞味ください♪

よかったらコレを機にお友達とお茶やご飯、お一人でもゆっくりくつろぎにお出かけください:D

http://www.deuxanges.jp/

2011年6月24日金曜日

インドで初病み

寒暖の差が激しいのと、疲れがたまったのか、はたまたアシュラムのヨガ・ニケタンジャパンから寄付された濾過水マシーンの飲水によるものか下痢の洗礼受けました。
ちょうど私が到着した日、先にアシュラム滞在していた子が到着4、5日目にして下痢と嘔吐に悩まされ、病み上がり最中とのこと。 木村さん(寄付された方)の水のせいかもしれないと言われると濾過済みの冷たい水という最高にありがたい代物にも手を出すのが怖くなる。少しずつ飲んでみたので身体には慣らしたと思ったけど、本当に何が原因かわからない。そのうえ、風邪もひいたらしく、悪寒と、最悪。。
そんななか、近くのアーユルヴェーダ薬局に行き、観てもらうと私の体質はピッタで、とオーガニックの薬とともに生活指導をしてもらう。とはいえ、すぐには治らない。病んだと知って同じアシュラム滞在のインド人の彼が胃に良いドライフルーツをお見舞いに。 長引く不調に食べ尽くしたので、買った場所を教えてくれと頼むと自分が買ってくるからと。そしてそのあと熱を出していたら、樹からギロイという枝をとってきてくれる。喉にも熱にもいいから一日朝5分噛むようにと。これもアーユルヴェーダの処方らしい。
とってきたという樹を見ると、ここに猿のように登ったのだなという場所にその枝が見える。
病んでたので、服のコーディネイトどころでなく、派手な農作業ふくの女のようなわたし。。庭を手入れしてる子に写真を頼んだので、人生で写真を撮ったことがないのか!?すごいアングルだが良しとした。奥の彼が私のアシュラムでの主治医的存在。写真ではわからないがすごい身体つきで元レスラーでだそう。今は小学校教師。
胃を蹴られて破れたのをきっかけに引退。小学校の先生というのは未来をつくる子供、つまりはインドの未来を手中にしている仕事だけにやりがいがあり、そういう仕事に就けて自分の仕事が大好きだし誇りがあると言っていた。感心!私の両親、祖父母は教員だが身近にいてもそういう風に考えたことないもんな。。

気温の暑さのせいだか自分の熱だかどちらでだるいのかわからず、体調の変化に気がつきづらい状況も手伝いまた一週間後せっかくの回復もまた悪転し、ギロイを採って来てもらうのだった。自分の不調を良くしてくれるために、樹から枝をとってきてもらうというのにはとても感動した。肝心の効能は、優しさへの恩返し的な気持を差し引いても、効いてると思う。

2011年6月23日木曜日

アシュラム施設

小高い小山を切り開いてたてられたアシュラム。(写真上)右奥の四角い小窓がある白い建物はゲートのレセプション。ここで部屋番号こ入出時間を記入し、セキュリティが良い。そして下界へと繋がる階段。これがまあ良い運動になるというか、一回は途中で休憩をとらないと登れない。といっても1分半くらいの距離だが。。ひとたびここまで登ると下のクラクションの騒音世界とは切り離された世界。この階段はサルやへび、大きなトカゲが出没。それらの糞もしかり。。高台に位置したアシュラム敷地からガンジス川を眺めることができる。季節によって水の色がアクアマリン色に見えるという。日によっては青っぽく見えたのが不思議だった。

 このベルにより一日のタイムスケジュールに記された始業を知らされる。
朝4時半のが起床のが聞こえないときがあるが後は目が覚めてさえいればどこにいても敷地内なら聞こえる。 後ろにあるのはマンゴーの樹。もちろん食事に出てくる。植物も豊富なら、動物も住みやすいところで、一日の目撃頻度はサルは、だいた3−4匹は。シマリスは1匹。

 食堂。

 食器洗い場。手前左が木村さんの水。

瞑想する道場。

階段あがって2Fがヨガ道場。

 部屋の方からゲートの方へ向かうと下り坂。

その逆上り坂。ゆるやかなスロープはけっこうきつい。

図書館。
本はすべてこちらのアシュラムに滞在の方々の寄付により集まったもの。故に国別に本棚が分けられている。タンスに入れる衣服用の防虫剤が本棚に定期的にたっぷりと入れられるのだが、虫よりも先にこちらがダメージ受けそうなほど、むせる図書館。ヨガと瞑想以外はだいたい敷地内に入れば、ここが唯一の行き場となる。


2011年6月22日水曜日

アシュラムでの生活


北インド のヨガの聖地といわれるリシケシでのアシュラムでは個室で生活。私の部屋から見える庭。ここは、インドでも一番きれいな敷地なんじゃないかと思うほど庭の手入れが行き届いている。
庭から私の宿泊していた棟。
食事がひどいということで何人か別のアシュラムへ移った人もいるが、他アシュラムに見学に行ったが窓に網戸はないわ、ヒッピーの安宿化してるわ、スワミジ(出家僧。冠婚葬祭などは、いっさい行いない僧。ここでは、瞑想に入るときの説教やマントラ唱えたりレクチャーをしていた。)は不在だわで、ただの宿泊になってしまう。。それにひきかえここは、環境といい天国。将来ヨガの先生になるべく大学院生(先生の中にはphd取得している人もいる一体ヨガにからんだことで何を8年も勉強するのか。。)も滞在していて、ヨガ・瞑想目的の滞在者しかおらず、落ち着くし興味が共通している部分も多く話しがしやすい人との出会いもあり良い。
そして何より、ゴミと騒音から逃れられ天国だ。こんな天国のようなところなのに、他の施設を見て、改めて良いとわかるなんて、贅沢病だ。。
食事は常に自分用のセットを持ち、使用後は洗い部屋にキープ。


部屋はバス・トイレ付きで窓際にベッド。最高にちらかっているところしか撮ってない。。


扉の奥がトイレとシャワー。


ベンチがあるのが私の宿泊しいていた部屋。

網戸と木の扉の下の隙間があり、虫入り放題。内側から毛布で隙間をうめ、扉は締め切り。夜は寒暖の差が激しく、涼しくなるので窓から涼しい風がそれにより二度ほど体調壊す。。


これがザ・セキュリティ!の鍵。全体的な雰囲気とこの鍵に古い刑務所のような雰囲気を感じ、とても泊まれたもんじゃないと初日は思ったものの、翌晩から、快適な住処と感じる順応性!?もしくはインドマジックに驚く。
 スイッチもファンのそれと調節ダイヤルは後付けなのできれいだ。とにかく結果(見た目以外は)オーライな国というのがここでもわかる。

ほぼ毎日、汗で汚れるので手洗い。というかバケツに水ためて、洗剤と服を入れたところに足でもんでいたので、足洗い。脱水は自力でしぼる。これがなかなか精神衛生上良い生活習慣だったと思う。面倒というより、むしろ楽しみだった。

 朝は必ず甘過ぎのチャイ(ミルクはフレッシュでなく粉を使用している、これが後で滞在者の間で不評になり、food revolutionが起こる)と一皿。この日は朝からジャガイモとひよこ豆のカレー味煮。辛い!朝から辛い!喉が痛かったのでショウガをもらいかじりながら、チャイを飲んだ。手前の残骸はショウガの皮。 この食事の一皿はたまにわけのわからない甘いソーメンのような日もある。甘いか辛いかだ。


昼も夜もだいたいこんな感じ。コップには水(ここの施設は日本にもブランチがあり、そこの代表の木村さんが寄付した濾過&冷水マシーンにより、買いに行かなくてもいつでも冷たい水が飲める)。奥の器にはダル。手前の皿にはチャパティとご飯。夜はだいたいきゅうりで昼はそこがスイカになる。真ん中のおかずはカレー味のジャガイモと何か。オクラだったり、ゴーヤだったり。これが毎日。栄養が足りてない。。し、さすがに飽きる。3食付きなのでこれがローテーションで出てくるのみ。。意外と同じものを食べられ続けられる私でもちょっと辟易したころ、レボリューションが起きた。

2011年6月21日火曜日

インド_デリーからリシケシへ

空港からホテルで既に頼んでおいたタクシーに迎えにきてもらう。
ちょっとでも、無駄なエネルギーと時間を灼熱の40度〜45度のデリーでじたばたしたくなかったので、、。サイショから省エネモード。とはいえ、次の日の朝リシケシ向かうのにエアコンなしのバスしかなく、、

初日の省エネではまかないきれない、不安と汗とゆれと騒音とほこりまみれの10時間の旅となった。。
初リクシャーでバスストップへ向かう景色を撮ってみたものの、あのゴミ箱をひっくり返して+牛+人ごみ+ハエ+糞+尿+ほこりのごちゃごちゃ感が伝わらない。。
とにかく、リクシャから降りて歩くなんて絶対無理!だと思うほどの町並み。

これが初 旅の友_リクシャードライバー。
メーターついてるのに倍の金額を請求するばったくりの背中 。

着いたのがバスの発車時間ちょうどくらいで、間違いなくリシケシ直通のバスには乗り遅れ。北へ向かうバスはこの一番暑い時期には多いらしく、トラベルエージェンシーのおっさんも一緒に待っていた青年も自分と同じ八時半のでいいからという。がこのとき、そのバスは途中のハリドワールまでだろうと直感して、その通りだった。

とにかくいつトイレ休憩があるかわからないし、トイレしててバスに置いてかれたら怖いしということで飲まず喰わずでサイショのサービスエリアみたいなところへ。
リシケシからの帰りのバスに比べると10倍はきれいだ。

この青年はチーズ入りのカレーとナンを頼み、メニューも解読する気にもなれず、とにかく早く着いて欲しいとしか願わない私にもわけてくれた。辛いけど美味しかった。マンゴージュースも飲ませてくれた。でも、トイレが気になるからと遠慮しているとここにあるだろと笑うがこの先を心配してるのだというとまた笑う。
ご好意にあやかったあと、先にバスにもどると、後から彼がアイスを二人分持って来てくれる。会話が8時間の行程で10wordsくらいしか交わせない彼の英語力だが、優しくしてくれた。23歳インドのアーミーのネパール人。この人と別れたあともいろいろな国の旅のおともに助けられまくる。面倒みてもらうつもりはないのに、結果、みんなに優しくしてもらった。わたしって、何キャラなんだろうって考えさせられた。。

そしてハリドワールで彼は別のバスへと。私はどうなるのかというので、運転手と彼とであーだーこーだあり、結局、彼はこのバスに乗っていろと。運ちゃんは降りろと。
バスで一番英語を話せる人により(この人の存在は大きい!!でなければ押し問答がヒンディーで繰り返された。。)、運ちゃんの意向が伝えられ、私は炎天下の中ひとり、バスを降りる事に。
あそこの看板の前で待ってればバスは来るからと。そこって!?別にバス乗り場に見えないんですけど。。。不安だけどバスはどんどんくるのでなんとなく気がまぎれる。行き先をシャウトしてくれるので5分後にはリシケシ行きのバスに乗れる。これがまたボロバス。これで一時間。
やっとリシケシへ。バスターミナルからヨガアシュラムまで、後で考えるとぼられまくりだけどそんな不意の乗り継ぎと長旅で心身ともに疲れてるので、10RSのところを80RS払い、ヨガアシュラムへ。

事務所が18時に閉まるところを17時55分に到着。受付を済ませ、シャワーと洗濯。
もちろんこの日からバケツひとつで手洗いの日々。よくよく考えると事務所が閉まってたら
どうしてたのだろうと思う。。インド人はやたらノープロブレムというが確かに結果オーライだけど万事が万事、ぎりぎり滑り込みだ。

エアコンなしなので開いた窓から入ってくるほこりで洗濯水はまっ茶色。マスクなしには乗れたものじゃない。。
というか、何があっても電車で移動。 とココロに決めた。

着いたのが日曜日で、アシュラム内のアクティビティはオフだが、次の日からのデイリータイムスケジュールをもとに月曜から金曜まで過ごすことになる。

4:30 - 起床
 5:00 - 6:00 瞑想
 6:30 - 7:30 ヨガ
 8:00 - 朝食

12:00- ランチ
15:15- レクチャー
16:00- お茶

17:00-18:15 ヨガ
18:45-19:45 瞑想

20:00- 夕食