2011年6月24日金曜日

インドで初病み

寒暖の差が激しいのと、疲れがたまったのか、はたまたアシュラムのヨガ・ニケタンジャパンから寄付された濾過水マシーンの飲水によるものか下痢の洗礼受けました。
ちょうど私が到着した日、先にアシュラム滞在していた子が到着4、5日目にして下痢と嘔吐に悩まされ、病み上がり最中とのこと。 木村さん(寄付された方)の水のせいかもしれないと言われると濾過済みの冷たい水という最高にありがたい代物にも手を出すのが怖くなる。少しずつ飲んでみたので身体には慣らしたと思ったけど、本当に何が原因かわからない。そのうえ、風邪もひいたらしく、悪寒と、最悪。。
そんななか、近くのアーユルヴェーダ薬局に行き、観てもらうと私の体質はピッタで、とオーガニックの薬とともに生活指導をしてもらう。とはいえ、すぐには治らない。病んだと知って同じアシュラム滞在のインド人の彼が胃に良いドライフルーツをお見舞いに。 長引く不調に食べ尽くしたので、買った場所を教えてくれと頼むと自分が買ってくるからと。そしてそのあと熱を出していたら、樹からギロイという枝をとってきてくれる。喉にも熱にもいいから一日朝5分噛むようにと。これもアーユルヴェーダの処方らしい。
とってきたという樹を見ると、ここに猿のように登ったのだなという場所にその枝が見える。
病んでたので、服のコーディネイトどころでなく、派手な農作業ふくの女のようなわたし。。庭を手入れしてる子に写真を頼んだので、人生で写真を撮ったことがないのか!?すごいアングルだが良しとした。奥の彼が私のアシュラムでの主治医的存在。写真ではわからないがすごい身体つきで元レスラーでだそう。今は小学校教師。
胃を蹴られて破れたのをきっかけに引退。小学校の先生というのは未来をつくる子供、つまりはインドの未来を手中にしている仕事だけにやりがいがあり、そういう仕事に就けて自分の仕事が大好きだし誇りがあると言っていた。感心!私の両親、祖父母は教員だが身近にいてもそういう風に考えたことないもんな。。

気温の暑さのせいだか自分の熱だかどちらでだるいのかわからず、体調の変化に気がつきづらい状況も手伝いまた一週間後せっかくの回復もまた悪転し、ギロイを採って来てもらうのだった。自分の不調を良くしてくれるために、樹から枝をとってきてもらうというのにはとても感動した。肝心の効能は、優しさへの恩返し的な気持を差し引いても、効いてると思う。

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